17 第1回教育フォーラム2017

2017年06月11日
「社会人としての力量アップ〜円滑なコミュニケーションのために〜」

「社会人としての力量アップ〜円滑なコミュニケーションのために〜」

 6月9日(金)ファッションデザインセンターにおいて,第1回教育フォーラム2017を開催しました。
 今年で4回目の水田有美子さんをお迎えし,「社会人としての力量アップ〜円滑なコミュニケーションのために〜」と題して「お客様来校時のマナー」と「訪問時のマナー」の講演をしていただきました。
 はじめに,お客様来校時のマナーについて教えていただきました。迎える準備において何分前にお迎えの準備をするか(10分前),スリッパの置き方(人数分をおく。左右をぴったりつけず,履きやすいように少し離しておいておく。),お客様が脱いだ靴をどこにしまえばよいのか(下駄箱を少しあけておく。),+αの心使い(お客様が下座に置いた靴を帰られるときに中央に置いておく。)を理由も交えて教えていただきました。
 次に,右上位について教えていただきました。廊下でのご案内について,なぜ右上位かを丁寧に教えていただきました。それは,国際基準で,rightは(神聖なる)left(不浄な)という意味があることをお話いただきました。
 右上位の原則に従うと,面接指導のときに椅子のどちら側に立つのか,レストランで口をふいたものをどちら側に置くのか,上司と写真をとるときに自分がどこに立てばよいのかが分かってくる。また,お客様にお茶をお出しするときに右からお出しすればよいことが分かりました。
 


 また,人と対応するときに,恐れ・情・礼の位置があることを教えてくださいました。後ろ側=恐れの位置(後ろから声をかけられると,だれもが驚く。お茶出しの時も,お客様の恐れの位置を通ってはいけない。),左右=情の位置(友情・愛情の位置,親しい間のみに許される位置。),前方(視界の範囲)=礼の位置(お客様の礼の位置に入ってからお話をする)。また,正対(おへその位置を向けること。)してあいさつするとよいことを教えていただきました。
 階段では,案内する側は,お客様より頭が下になるようにするとよいこと。階段を上がるときには,お客様より下で案内すべきだが,最近では「前を失礼いたします。」と先に案内することが多い。どちら側を歩くのかについては,歩数が少ない手すり側にお客様を案内するとよいことをお話いただきました。
 最後に,上座・下座についてお話いただきました。校長室では,扉から遠い(埃のたたない,寒くない)ところから上座になること。校長室での,執務スペース(事務を行うところ)は,扉よりも優先して下座になることには,会場の皆さんが驚いていました。校長室にある,長椅子とひじ掛け椅子では,位があることも教えてくださいました。「長椅子は,クレオパトラの椅子とよばれ,その昔クレオパトラが寝そべっていたこと,クレオパトラが家来を呼ぶと,ひじ掛け(すぐ立てるようにひじ掛けがある。)椅子から,すぐに立って駆け付けた。」と覚えるとよいと楽しいお話を聞くことができました。
 お茶を出す実践では,お茶を飲むタイミングを教えてくださいました。ホスト側が「どうぞ,熱いうちに(冷たいうちに)お飲みください。」と声をかけ,ホスト側がお茶をはじめに飲まないと,来客者は,飲むことができないこと,お茶は,全部飲み干して構わないことを教えてくださいました。
「すべては,相手の立場に立って。」「右上位」「礼の位置」をキーワードに考えることが大切という水田先生のお話に,驚きと納得の声が何度もあがりました。
 多くの実践を通じて,その効果を体感し,今後の応対に生かしていくことができる,充実した時間になりました。


参加者の声

参加者の声

〇普段,お茶出しの機会がありますが,自信がなくて,率先して行うことできませんでした。これからは,自信をもってお茶だしができるような気がします。何事にも,「相手のことを第一に考えて行動する」ということが大切だということが分かったので,相手第一で行動していきたいと思いました。

〇今回実例,実体験を交えながら学べて楽しかったです。また,「なぜなら」と理由づけされていたので,「なるほど」と思いながら学ぶことができました。「相手の立場に立つ」ことをこれからは,意識していきたいと思います。90分があっという間でとても勉強になりました。

〇今日は,自分が常識だと思って行っていたことが,全然違っていることが分かり,とても勉強になりました。今まで,失礼なことをしていたのかと思うと恥ずかしくなりました。教員として,人と関わる仕事をしている者として,早くに知っておくべきだと思いました。ありがとうございました。



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