第2回教育フォーラム

2013年11月11日
第2回教育フォーラム

第2回教育フォーラム

 11月8日(金),ファッションデザインセンターの展示ホールで,第2回教育フォーラム2013を開催しました。
 講師に長谷川満先生をお迎えし,「子どもの意欲を引き出す『プラスの問いかけ』」と題して,講演いただきました。
 講演の最後には,ミスチルの「GIFT」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしていただきました。


「問いかける」ことの目的と効用

「問いかける」ことの目的と効用

 【「問いかける」ことの目的と効用】
1、信頼関係を作ることができる。
2、子ども自身に考えさせることによって主体性が育まれる。
3、自分で見つけた答えだからこそ行動が変わる。

 プラスの問いかけとは、「どうしたらいいと思う?」「どうしたい?」「どうしてほしい?」という子どもの考えや気持ちを聴くものであると同時に、「何から始める?」「どうしたら楽しく出来るかな?」「今すぐ出来ることって何かな?」という「未来への問いかけ」でもあります。うまくやるにはどうしたらいいか、という問いかけですから前向きで建設的です。
 逆に「なんでしたの?」とか「誰が悪いの?」「何が原因なの?」とうまくいかなかった過去に対する問いかけは非建設的であり後ろ向きの問いかけです。
 また、「どうしたい?」「どうしてほしい?」「何か手伝えることある?」と、子どもの希望を聞いていこうとするところに義務感ではない「こうしたい」という意欲も生まれてきます。

【プラスの問いかけは「プラス思考の問いかけ」】
 意欲というものはマイナス思考からは生まれません。プラス思考から生まれます。
 思考(考えるという行為)は、自分が自分に問いかけ、それに自分で答えていくことで出来ています。思考の出発点は自らへの「問いかけ」なのです。
 その問いかけが前向きで建設的で気持ちが明るくなるようなものが多い人がプラス思考の人であり、その問いかけが後ろ向きで不安になったり暗くなったりするような問いかけが多い人がマイナス思考の人です。


自我(エゴ)といのちの心について

自我(エゴ)といのちの心について

 自我(エゴ)・・後天的に身につけた自分の考え、信念、処世術。
 いのちの心・・生まれつきもった「信じる心」「愛する心」「希望を持つ心」「喜ぶ心」「許す心」

 今、教育界では「生きる力」ということがよく言われます。この「生きる力」とは「いのち」に支えられいます。
 自分の心が「いのちの心」としっかりつながることによって「生きる力」、すなわち生き生きした意欲も引き出されるのです。
 「プラスの問いかけ」やプラスの関わりは、子どもの「いのちの心」に働きかけ、それを活性化させます。そして、そのように子どもに問いかけることによって、関わることによって実は私たち自身もまた自分の心の内にある「いのちの心」に働きかけ、自分の「いのち」を活性化し、私たち自身の自己実現を助けることになります。
 自己実現とは、自我が「いのち」の声を受け取って、自我が「いのち」と一体となって「いのちの願い」を実現することです。
 「いのち」とは光です。人々を明るく照らす喜びの光です。子どもたち一人一人がそれぞれの光を持っています。子どもたちの中にはそれらキラキラと輝く光がいっぱい眠っています。
 それらは「プラスの問いかけ」によって初めて意識され、隠されていた光がキラキラと輝くようになります。
 そして、またその光は皆さんの中にもあって「プラスの問いかけ」を自分自身にもすることによって、自分に対して「どうしたい?」「何から始める?」「どうしたら楽しく出来るかな?」と問いかけることによって光り輝くようになるです。



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